ブログネタ:アウトロー(無法者)の魅力を語ろう 参加中
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ちょっと脱線した話からはじめようかと思うんですが。
アメリカの金融破たんで浮き彫りにされたのが、グローバル経営の問題点。
いわゆる時価総額万能、会社は株主のものって考え方ね。
あれって、端的に云うと「儲かってりゃ何してもいい」「儲けるためにはなんでもやれ」て考えでしょ?
新会計案件とかってのも、経営の透明性とか云って、
本来は会社の運営上、公開してはならないはずの数字まで丸判りにしちゃった。
しかも、
当時の首相がまた劇場型政治とかって、役者気取りのパフォーマンスを繰り返し、
日本経済の屋台骨をグズグズにしちゃった。
公正さ、いや、正しさの欠片もない、そんな10年が過ぎたわけです。
なんでこんなことになったのか? それは人が正しさなんか、求めないから、です。
ITバブルだって、そう。
年長者の実しやかな、正しいご意見なんか尻目に、
追い風のグローバル経営もどきで、ガンガン稼ぎまくった(ように見えた)若造の経営者たちは、
なんか、とてつもなく爽快でカッコよく見えたわけです。
あんな、どっから見ても育ちの悪い、ガマ蛙みたいな外見の某とか、
おまえ絶対、むかしイジメラレっこだっただろう、って某某とかでさえ。
これ、たぶん、生理的に人がアウトローを好む、あこがれる気質があるからなんでしょうね。
正しさの裏側に付きまとう、生真面目さ、退屈、堅苦しさ、窮屈さ、高圧的、権威主義といったイメージ。
一方、
アウトローの持つ、自由、豪放磊落、強さ、男気、ピンチに強い、などのイメージ。
実際は、いずれも極に寄らず、バランスよく適所に配置されていなければならない人材なのですが。
これまで正しい、あるいは正しいことをしていると思われてきた人々のやり口が、
どうも信用ならんぞ。という空気が蔓延しています。
政治経済は、崩壊の危機です。憂国…
もし、現代日本に軍部があったとしたら、とっととクーデターが起こっているに違いありません。
アウトロー=ヒーロー、
そんな気分の、
そんな時代を、
父さんはちょっと呆れたり、
哀しかったり。