ブログネタ:思い出の文化祭は? 参加中
それは80年代に突入するほんの2年前の秋のことですよ。奥さん。
忘れもしない1979年。
シンガーソングライターさだまさし氏が「関白宣言」をヒットさせたこの年。
その2年前に「モーリス持てばスーパースターも夢じゃない」と
谷村新司さんに説得されて、モーリスのカントリーギターを買ってしまったオイラは、
「ポプコン目指すんだったら、やっぱりYAMAHAだろ」と、
マーチンのコピーモデルを買ったK野くんや、
「楽器は僕の声」と豪語するY口くんとともに、
学園祭の野外ステージに立ったわけですよ。えぇ。
最初は、まぁ、アリスの「遠くで汽笛を聞きながら」とか、かぐや姫の「妹」とか、
イルカ「なごり雪」とか、しみじみ演奏ってたワケですね。
ホント、野外なんで立ち聴きなもんですから、ほぼ路上ライブですよ。
いや、まったく路上ライブです。
聴いてくれてるのは、彼女とその友達とかだけ。ほんの数人ね。
で、ま、半分ヤケ気味に♪おまえを嫁に もらう前に♪ と始めたのです。
するとっ!
見学の父兄を中心に足を止めてくれましてね。
だんだんオーディエンスが増えてきたんですよ。わんさわんさと。
♪オレの本音を聞いておけ♪ あたりで中庭の三分の1。
♪忘れてくれるな~ ♪で 約半分。
♪これからオレがおまえの家 ♪ で、三分の2を埋め尽くし、最後
♪オレの愛する女は 生涯おまえひとり ラーララーラ♪ は、中庭全体大合唱(号泣
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感激しました。マヂで。
おかげでいぃ気になっちゃって。
「オイラ、うまいんぢゃね」とか勘違いして。
翌年はオフコースのコピーですよ。
「さよなら」やら「愛を止めないで」やら「秋の気配」やら。
それも大っきめのライブハウスでね。
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で、微妙に評判よかったものだから、さらにいい気になっちゃって。
大学入ってからバンドでデモテープつくって、オーディションとか出したら、
某レコードのディレクターの耳にとまって、あれよあれよとデビューですよ。
でもね、
全然売れなかったの。売れない。。。売れないの豚。。。
結局、そのまんまレコード会社に潜り込んで、出版→広告→IT→ふたたび広告と、
ヤクザな人生を送ることに。
思えば人生を踏み外したきっかけは、この文化祭の「関白宣言」だった、わけですね。
あぁ、思い出深いなぁ。香ばしいなぁ。うわぁーん(号泣
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パパン様コンニチハ。
最近はBL小説のほうでも活躍しておられるご様子、すばらしい~
て。
ええっ?
パパン様てもともとはシンガーだったの?!!
え、え?デビューしてたの?
広告作ってコピーライター(っていうのか?)もやって、小説も書いて…その上 芸能活動もなさっていたと、な?
ふえ~ぇ、すげぇすごすぎ!才能、ありすぎ!
出したアルバムのジャケット、見たいよん。ブログに載せてケロ~。
ところで男の人的にはBLってどーなんですか?ウチのツレとかは同性愛て嫌悪感丸出しですけどっ。
経験豊富なパパン様のことだから 実は実体験…ゲホッゲホッ…(はっ、このコメ、削除されるかも!)
そのうちまた読みに行きますね~
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コメントありがとうございます。
あ、アルバム出す前に引退しちゃってますからね。
ジャケ写、ご勘弁ください。もはやオイラの手元にすら残っていないんで。
才能あれば、多分今頃は福山雅治並みの人気を誇るアーティストだったと思いますよ。
男的にBL、ですか。
オイラはあまり禁忌を感じていないので、参考にならないと思うけど。一般的に男は男との恋愛感情を認めたがらないよね。
80年代半ば以降に書かれた、アメリカのハードボイルド系探偵小説なんかだと、主人公の相方がゲイで、その主人公を愛している、なんて設定もあったりして。
実は男の友情には、そういう裏があったりする、みたいな解釈も少なくないですね。
実は実体験…うーん、三分の一ぐらいは紛れ込んでますね。
また遊びにいらしてくださいね。