人はなぜ、行動しないのか?
大富豪の仕事術
P.132より
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私は「スタートを恐れる」問題について
いろいろと考えた。
何十冊もの本を読み、同僚たちと議論をし、
顧客たちに質問をぶつけてみた。
人が行動を起こさない理由については
多種多様な理論があるが、
私が特に納得できたのは次の3つである。
・自信がない
人生で成功を味わったことのない人は、
たとえ成功を収めるための準備が
すっかり整っていても、
自分が成功できるとは思えない。
・痛みを避けたい
行動を起こすことは働くことであり、
働くことは苦痛を伴うものだと考える人がいる。
そういう人のほとんどは、
自分が重要だと思うことを
仕事にする喜びを経験したことがない。
・怠惰
働くことへの不安を別にすれば、
人間というものは怠けがちになるものである。
怠けるとは、自分がしたいと思うことを、
最小限の努力でやろうとすることを意味する。
人によっては、もっと楽な道があるだろう
と思って、行動に移そうとしない。
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そして、マスターソンは
この3つに対抗して行動に駆り立てるには
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不思議なことは何もない。
行動学者であれば、人間の行動を変えるには、
正の強化を与えて動機つけを行えばよい
ということを知っている。
(中略)
成果が大きくても小さくても、
自分に対して常に褒美を与えてきた。
私は、自分が望む行動に
褒美を伴わせることで、将来的に、
同じ行動を再現できる可能性を高めている。
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と言っていて、何かを達成したときに
自分にちょっとしたご褒美を
あげているんだそうです。
自分にご褒美をあげるなんて
バカバカしいと思うかもしれませんが
行動心理学で証明されたことなので
やってみるといいかも知れませんね。
私もさっそく試してみようと思います。