昨日の日記で書いたように、カリスマ占星術師の鏡リュウジさんが指摘していた、3.11の天王星の移動による社会の劇的な変化について、どうにも気になって。
なにせ、オイラが関わってる研究所の、研究テーマのひとつが社会変動なんでね。
遡る84年前、同様の天体移動が見られたとき、社会はどのようなことが起こったのかWikiなどで調べてみたら。何とも気になる符牒めいたことが起こっているではないですか!?
マーケティングの世界でも言われる「経済75年周期説」とリンクするような話も見つけちゃった。
*そいえば、神田昌典先生の週刊ダイヤモンドの特別寄稿とか読むと「70年前の呼びかけ法則を今こそ」とか言って、監修したロバート・コリアーの歴史的名著『伝説のコピーライティング実践バイブル』をアピールしてましたけど。それにしても記事のヘッドラインにあった「日本一のマーケッター」というのはいかがなものかなぁ。いや、確かにそうなんだろうけれど。
版元のダイヤモンドさん、ジャーナリズムとして日本一の根拠、あるんだよね?大丈夫?
(以下、ランダムに)
・金融恐慌 …大蔵大臣の失言が引き金となって、東京・横浜の中小銀行に預金者が殺到した。さらに、台湾銀行が休業になったことが発火点となって、地方にも波及した。
→ これって「捩じれ国会」以降のギクシャクした政府の姿と、以降の激しい統治力低下に似てますよね。
・健康保険法 …施行給付開始。
→ 当時、牛乳の過熱処理の義務化など、食の安全性への意識も高まっていたようです。
・大正天皇大喪 …大赦137,669名、減刑46,138名。 結果、社会的には治安悪化。
→ これなんか先日の福島地検の判断にも似てますよね。
・英国放送協会 (BBC) 設立 日本放送協会が初めてオペラを放送 …新しいメディア・ラジオの時代
→ これなんかはFacebook、Twitter、ミクシィといったソーシャルメディアのプレゼンスが上がったのに似てる。
・円本ブーム …1冊1円の全集本による出版ブーム
→ コレはね、ちょっとステキなビジネスヒントかも。つい最近までビジネス系ブックレビューが物凄い勢いで人気上がっていたもの。
○北丹後地震 …1927年(昭和2年)3月7日、午後6時27分39秒に発生した地震である。震源は、北緯35度37.9分、東経134度55.8分の京都府丹後半島北部。M7.3の大きな地震であった。兵庫県の豊岡町(現・豊岡市)、京都府の宮津町(現・宮津市)、峰山町(現・京丹後市)で震度6。京都市、兵庫県洲本市、福井県福井市、敦賀市、奈良県奈良市、広島県福山市で震度5を記録した。
→ そうそう、これですよコレ!しかも日もわずか4日違いで起こった。
当時の火災保険各社の対応は、正直、福島原発における東電並み、だったようですが。
・大相撲協会発足 …全国中学野球(現在の高校野球)なども始まり、スポーツが景気に貢献するように。
→ ほらほら、これだって「がんばろう!ニッポン」ぢゃんね。
・宝塚少女歌劇団 …ラジオ中継などにより、レビューショーが全国で人気。
→コレなんかは、AKB48人気とも近いのかもしれんね。
・米国映画芸術科学アカデミー創立 …アカデミー賞の誕生
・チャールズ・リンドバーグが大西洋の単独無着陸飛行に成功
→いずれも求道主義というか、フロンティア・スピリットというか、生存意義に掛る行為を社会的に賞賛する風潮が強くなったってことでしょうね。
・グリコのおまけ誕生
→ これも10年復興に向けたビジネスヒントになるかも。いわゆるフリー戦略、オンリーワン戦略だよね。
実は他にも不安要素なども。
・ハイゼンベルクが不確定性原理に関する論文を提出(量子力学) …原子力時代到来。。。
・南京事件 …蒋介石の国民革命軍が南京入城の際、諸外国領事館を襲撃(南京事件)
年初に武漢の民衆が漢口英租界を占領して、米海軍がグァム島駐在の陸戦隊3百名を支那に急派したり、漢口の日本租界で日本陸戦隊と支那人が衝突(漢口事件)したりで、軍事的な均衡が壊れていたんだよね。それに、地理的に近い日本が巻き込まれたと。
てな、軍国主義に一気に傾倒する管理国家へと舵取りが変わった時期でもあって、この昭和2年の世相が、なんとなく今の時代の気分と物凄く似てるように思えてくるんですよね。
とすると、10年もしたら世界大戦突入かも?!
いや、むしろオイラが注目したのは、下の3つのベクトル。
☆スポーツや芸能、芸術文化あるいは科学技術の進歩という、明るいニュースや事実が、新しいメディアによって立体的に広まり、経済を活性化したこと。
☆円本ブームのように、細切れではない体系的な知識への価値創出が生まれたこと。
☆さらに歴史の表舞台では語られない、下世話な風俗の進化もあったこと。
つまり、
ヒトの生理というのは、活動が極端に制限されると
倫理道徳観とともに社会からの逸脱という
両極端のベクトルで爆発的に、
その欲望を増大させるということ。
そこに活性化の鍵がある、ということなんだ。
で今、猛烈にやりたいと思って準備してるのは、
「これからの‘経済落語’~池上彰級に おもしろくってタメになる。~」みたいなダイレクト・レスポンス大系教材のエンタテインメント化・電子書籍化。
これをグリコのオマケみたいな売り方にしちゃう。
「このプレゼンを聞いてくれたヒトには、もれなく付いてきます」みたいな。「中身イロイロなんで、楽しく集めてね」って。
プレゼンや講演のイメージも、グリコのパッケージっぽくして「1回30,000レスポンス!」みたいな。
(もちろんランナーが、ばんざいしてる写真で!)
それと、今の時代のラジオ、つまりFacebookやTwitterをもっとエンタメ化して使う方法。
コレは、裏文化としての水商売や風俗なんかも、上手に活用していくものなんだけど
「赤坂の夜から発信する‘ささやくラジオ’」みたいなん。
ちょいセクシーめの女子と男子を仕立てて、世間話的な緩いトークの中に、
真面目なビジネスネタを忍ばせておいて、ダイレクトレスポンスを図るみたいな
軟派なカンジのも、楽しくやりたいんだよね。
ウチの研究所がやってる塾のオプションコースで、「プレゼンの成約率を劇的に上げるクリエイティブデザイン」とその代行サービス、ってのもやりたい。
日本で一番成約率の高いポートフォリオを作るって評判の先生も確保しています。
実はこれ、続くビジネスモデルがもうすでに出来上がってるので、一番ブレイクスルーになるんぢゃないかなぁって思ったりしてる。
結局、初動の緊急対応は若くて体力ある人たちに任せて市場(あるいは史上)を俯瞰し続けてきた大人たちが、具体的な解決策を考えて、さっさと実施する段階にあるってことなんだと、そう思ったんだよね。
これからのニッポンの10年を
本気で復興してやろうという大人たちよ
今こそ立ち上がって、力を貸してください!
パパリロこと
櫻井孝至
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NTダイレクトレスポンス研究所 研究員
PCCパーソナルコミュニケーションクリエイターズ 書記長
社団法人 日本WEBデザイナーズ協会 協賛メンバー
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