がんばらないで、ニッポン!

不謹慎?いいえ。いくらがんばったとしても、うまくいかないときは、絶対にうまくいかないのです。
そのとき、あなたはどうしますか?
リーダーシップを発揮しなかった政府を責めますか?
自分の人生がうまくいかない理由を「首相が無能だから」とでもいうのですか??
「頑張る」「がんばれ」「がんばらなくちゃ」
この言葉の半分以上は、怒りの成分が含まれています。
「なにくそ」「なんでこんな状況になっているんだ」「負けられない」と。
怒りの感情は、瞬間的にドーパミンの放出を促すため、
爆発的に神経を活性化させる働きがあります。
しかし、それは長く続きません。
もしその状態が長く続くとしたら、あきらかに精神に障害を及ぼします。
なぜならば怒りという感情の爆発後は、
必ず精神的にも肉体的にも疲労や苦痛が伴うからです。
つまり「がんばれ」という言葉は、
覚せい剤のように危険な作用が含まれている
ということなのです。
こんなことを言うと、
「今、被災者は大変な生活を強いられているんだぞ!」
「我々が支援しなければ誰がやるんだ!」
「いまこそ頑張らなければ、いつ頑張るんだ!!」
「いくらなんでも不謹慎だろ!非国民めっ」
と悪口雑言罵詈讒謗の雨あられが降り掛かってきそうです。
が、
いずれの反応も、冷静に考えれば
相手の価値観や考え方、都合など一切無視した、
ファッショつまり「独裁、独断裁量」であることが判るはずです。
AC公共広告機構が日々垂れ流す「応援エール」的なCMには、
集団統制という未必の悪意を感じてなりません。
私はSMAPやトータス松本の顔を見ながら、問いかけるようにしています。
「具体的に何をしたら、頑張ったことになるの?」と。
募金ですか? 
→すでに地震直後に動いて、自分としてはかなりの額を送りましたがなにか??
被災地ボランティアですか?
→うちには要介護の老母と介護疲れの老父と未就学児童の娘と限界いっぱいに働く妻と訳も判らず生きている小さい犬がいて、物理的に身動きとれませんがなにか??
仕事ですか?
→元々が自由業といわれる仕事なので、震災を‘いいわけ’にガッツリ減りましたがなにか???
結局、みんな具体的な解決策を見い出せないから、不安や怒りがつのるわけで、
これはなにも今に始まったことぢゃない。
元々存在していたけれど、先延ばしにしてきた
‘解決しなければならない問題’です。
地震や津波や放射能が悪いわけぢゃない。
政府やマスコミが悪いわけでもない。
ましてや、あなた自身さえも。
もちろん解決しなければならない課題が判っていて、
それを解消する方法も理解しているのに、
問題をうやむやにして何も対策してこなかったとすれば、
それは重大です。
先日の日記に書いた神田昌典さんの緊急インタビューの話とも連動するのですが、
今、誰もが心の問題を抱えていると思います。
しかも、それは可及的速やかに対応して、解決しなければならない時にあると。
とにかく、がんばらないでください。
なぜならば、具体的な解決策を見つけていないうちに、がんばってしまうと
とりかえしがつかないぐらいに心が弱ってしまうからです。
もちろん、問題を解決するには、速やかに、大量に行動することも重要です。
何故、がんばってはいけないのか。
がんばらずに問題解決する速やかで具体的な方法とは。
ドクターモルツのサイコサイバネクスを是非、知ってください。
http://123direct.info/tracking/af/230149/EzIqGxCT-o9vRP2Ll/

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