もしパパ:もしもパパリロがマンガ「バクマン。」を読んだならば。

こんにちわ、パパンですよ。奥さん。
この年末年始は思いのほか時間があったので、
気になってた本をまとめ読みしていたんですがね。
普段あまり読まないマンガも、大人買い状態で読んだんですよ。
なかでもコレ、すっごい発見をしました!
↓↓↓
バクマン。 11 (ジャンプコミックス)/小畑 健

¥420
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小畑健/大場つぐみの「デスノート」コンビによる、青春マンガ「バクマン。」です。
先週、コミックスの11巻が出たので、関連商品なども合わせると売上は軽く1億円の大台を超えているはずです。(コミックスの印税だけで、ん千万円でしょう)
さて、この何の変哲もなさそうな青春マンガですが、
実はビジネスそれも今が旬のパーソナルマーケティングの「実用解説書」であることが判りました。
今時のコンサルタントは様々なメディアに神経を巡らしているので、
たぶん他のマーケッターたちも同様な視点を持っていることでしょう。
而して、このマンガの原作者である大場つぐみ氏は、
おそらく神田昌典氏の著作をかなり研究して書いたのではと思われます。
舞台は少年週刊誌の勇、少年ジャンプ。
かつてそのジャンプで、大人気の連載を描いていたギャグマンガ家を叔父に持つ中学3年の少年が、
マンガ原作者を目指す同級生とともに「18歳までにアニメ化されるマンガを描く。そして、憧れの同級生(声優を目指している)に主演をしてもらい、さらには結婚する。」という目標を持って、夢に近づいていくというストーリー。
コレが、ものすごく良く出来たパーソナル・マーケティング指南書なのです。
まず主人公が普通の中学生たち。あるキッカケで目覚めて高い目標を掲げる。
ある意味、無茶と思える期限付きの夢。
より具体的で、しかも当事者同士で宣言してしまう(告白?プロポーズ??)のです。
実はこれ、ジーニアスコードとよばれる、潜在意識に眠る課題解決の答えを呼び覚ますのに
もっとも有効な行動なのです。(神田昌典「全脳思考」、小川忠洋「デイリーインスピレーション」などに詳しい)
そして、相棒となる同級生の創作活動は、実は綿密なデータベースマーケティングに基づいていること。
さらに彼らが原稿を持ち込む相手先の集英社「週刊少年ジャンプ」編集部は、かなり以前からアンケートシステムによって、作家のクリエイティビティを定量的に評価していること。
実際このシステムで評価されている人気作家コンビだからこそ、事例としてもリアルに描けたのでしょうが、「バクマン。」を読むと、先般話題になった「ONE PIEACEの作者・尾田栄一郎先生の推定印税20億円は高いか?安いか?」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101224-00000003-jct-ent なんて話も、かなりリアルに評価できるはずです。
コミックマーケットがこれほどの産業規模になっている国は、日本以外どこにも存在しません。その意味で、日本のマンガはかなり強力な商材であり、世界視野でも成功する率の高いビジネスと言えます。
今夏、アナログ地上波がデジタル完全移行すると、情報波の時代に突入しますが
この情報波に対応したコンテンツは、いまだ模索中とされています。
果たしてNHKの深夜帯で量産されているアニメ(この「バクマン。」も含めて、来月からはじまる「もしドラ」も)の背景を深読みすると、なんとなくボンヤリとではありますが、そのカタチが見えてきたようにも思うのです。
と言うことで「実際にどこがどうパーソナルマーケティングを指南してるんだよっ!そこkwck!!」
って思った方、是非リクエストコメントください。
反響次第で、この続きをブログでやるか、ワークショップでやるか決めますので。
宜しくお願いします。

“もしパパ:もしもパパリロがマンガ「バクマン。」を読んだならば。” への5件の返信

  1. SECRET: 0
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    いつもぺタありがとうございます。
    kwck願います m(_ _ )m
    またジー二アスコードとは
    限定・宣言する事でで自ら追い込んだ先の
    潜在パワー引き起こす、という事ですか?

  2. SECRET: 0
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    >シルエット男爵さん
    コメントありがとうございます。
    ジーニアスコードとは、なにかの事柄や対象について「問題である」と認識すると、「対応すべき」行動や、求めている「最適解」をすでに、脳は用意している、ということです。つまり、これは心理的なプレッシャーによって押し出されるのではなく、自らが発想した(選択した)具体的なイメージをキーにして、開かれる、自然と誘発される、放出される、というイメージです。
    ビジネス心理の研究が進むにつれて、実は「努力すれば必ず成功する」的なスポ根ロジックが全く実効性のないことが判明していますよね。なので‘追い込む’というイメージは、この場合、真逆です(笑

  3. SECRET: 0
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    >シルエット男爵さん
    いえいえ。ジーニアスコードについては、諸説ありますので、ホント、超簡易版の説明でスミマセン。実際ウィン・ウエインガー博士の名著「頭脳の果て アインシュタインファクター 学習促進効果の限界に挑戦」(日本語版は現在絶版)では、イメージストリームという言葉で表現されています。学術的にはもっとも詳細な解説がなされていますが、心理学の知識が下地にないと、けっこう読み込むのが難しい内容です。(´・ω・`)

  4. SECRET: 0
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    >パパリロ肉鬼卿さん
    アマゾンのコメントも参考にしましたが、
    かなり難解なようですね – -;
    心理学の下地はまったく御座いませんので
    図解雑学(ナツメ社)からゆっくり入門したいと思います(笑

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