ブログネタ:フレンチと言えば、トースト?ドレッシング? 参加中
中学ぐらいまでは名画「フレンチコネクション」だったんですがね、奥さん。
ちなみにフレンチトーストって、一般的になったのは
映画「クレイマークレイマー」からだそうですね。
(昨年の第1回パンシェルジュ検定2級試験に出題されたとか。)
たしかにこの映画、かなりヒットしたのでよく覚えています。
妻に愛想を尽かされて残された父親(ダスティン・ホフマン)と、
彼の元に残された息子(子役のジャスティン・ヘンリー)の絆を描く。
日常のディテイルを丁寧に描いて行く小品ながら、なにか心にしみる名作。
第52回アカデミー賞で5部門(作品賞/監督賞/脚色賞/主演男優賞/助演女優賞)に輝いた。
その中で、かつて母親(メリル・ストリープ)が作ってくれたフレンチトーストが大好きだった息子。
彼のためにそれまで家事も料理もやったことのなかった父親がフレンチトーストを作ろうとする。
悪戦苦闘の末に出来上がったのは、ママのとは似ても似つかない、煮ても焼いても食えないシロモノ。
うんざりした顔で朝食をとる親子の姿。
仕事バカだった父親は、息子の不慮の事故(ジャングルジムから転落し、顔に大けがをする)をキッカケに、子育てと正面から向き合う決心をする。必死の家事育児と仕事の両立。
それまでなんとなくギクシャクしてた息子との関係も、良好になっていく。
そしてある朝の様子。
息子が抱えたボウルに、あざやかに卵を割り入れ、ミルクと砂糖を加える父親。
と、そこにタイミングよく食パンをひたす息子。そしてフォーク1本であざやかに
見事な焼き目のフレンチトーストを作る。出来上がってデキタッチ!ハイタッチ!
このオイシそうなフレンチトーストこそ、
良好な親子の絆を表す大切なワンシーンになっている。
この後、映画はまた凄まじい展開を見せるのだけれども、
なにせ30年も前の作品だから、見ていないひとも多いのではないかと思うので
ネタバレはここまで。
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クレーマーの話ぢゃないですよ。号泣必至
で当時、一緒に映画館で見てたウチの親父が号泣。
なんかオイラが交通事故に遭ったときのことや、
学校で怪我して帰ってきたときのことを思い出してしまったのだとか。
当然、その後、フレンチトーストを一緒に作りましたが(笑
フレンチなんとか、ホントはフレンチキスと答えたかったのですが、
やっぱりトーストだったのは、色気より食い気なんでしょうか。
それとも親子の思い出だから、ですかねぇ。。。