「ケータイを選ぶ基準は?」

ケータイを選ぶ基準は? ブログネタ:ケータイを選ぶ基準は? 参加中

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まずは見た目、デザインでしょうね。奥さん、久しぶり。
つまりは時代性。
もちろん、機能性という点でもそう。
使いやすさと、かっこ良さは
いまや正比例していますね。
そう、グローバルデザインってやつです。
次に、性能。
この夏ケータイで主流の
カメラの性能は8ギガ以上が、ほぼデフォルト。
ほかに、メール。
文字の変換効率やスピードはどうか。
そう、このスピードが問題。
そして、なによりもコスト。
かつての0円ケータイを髣髴とさせる
実質負担金0円!の魅力よ。
これら3つの要素を鑑みて、
オイラはiPhoneの導入を決めました。
つか、
Twitterの検証用に持ち始めたのもあるんだけどね。
買って2日目には次世代機種のアナウンスが出る始末。
まったく、アップルには泣かされます。
でも、
なんでひとはアップルを買うのでしょうか?
それは、成功するビジネスの要素のうちの、いくつかを強烈に持っているからだと思われます。
成功するビジネスの要素は以下の5つといわれてます。
1.テクノロジー
2.プロダクト
3.マーケティング
4.セールス
5.アフターフォロー
で、
アップルの場合、特に創設者スカリーが追い出されていた冬の時代、
3,4を偏重し、5をおろそかにしたため、シェアを大幅に落とした苦い経験があります。
そのため、
1と2を見直し、3を進化させ、
4と5はアップルストアというリアルな旗艦店展開とネットストアでフォローするという修正をしました。
あ、
言い忘れてましたが、
上記の5つの要素は、近代経済が生まれてから300年(ぐらいですかね)変わらぬ普遍的な
ゆるぎないルール
なのですが、現代はそこに「スピード」が加わっています。
アナリストやコンサルタントは一様に、
「かつて、大企業が中小企業を呑み込む競争だったが、
 今は、速い会社が遅い会社を呑み込む」と言っています。
そして、
「ほとんどの事業、ビジネスは失敗する」とも。
かつて
発明王と呼ばれた、アメリカの偉大な起業家エジソンは言いました。
「完ぺき主義で大金持ちになった奴なんて、いまだかつてこの世の中に存在しない」と。
つまり、
完全性を求めるあまり、ビジネスのマーケットインが遅れたため、
いっこうカタチにならないことの愚かしさを窘めているのです。
話が逸れていると思われた方、
まさにスピード中毒症のデジタル世代ならではの、正しい反応です。
結論しますね。
ケータイを選ぶ基準は、時代性と感性つまり「STYLE」だけです。
DoCoMoの春ケータイの中で、
上にあげた「コスト」という点で非常に優れたチャレンジ機がありました。
プライムシリーズのN06Aがそれです。
当初、ビジネスユースのみの機種しかなかったWiFi対応。
パーソナルユース機に乗り入れたわけですが、
さっそく、初期不良→回収騒ぎになりました。。。
先週日曜から販売が再開されていますが、
一度冷えたためか、あるいはほかの夏ケータイがマーケットインしたためか、
あまり芳しくありません。
しかしながら、
ユーザーの評価は高い。
実は
DoCoMoの「通信料」を死守するための政治的な圧力だったのではないか
との声すら上がっています。
結局、DoCoMoという大企業において
企業成長型の古い収益構造から抜け出すことはできないのかも、
と少なからず穿った見方をしてしまいます。
これは、
セールスやアフターフォローが、スピードに負けた例ですし、
スピードが、テクノロジーとプロダクトの要素をキチンとカタチにした好例でもあります。
注目したいのはマーケティング。
良かれ悪しかれ、
私たちはマーケティングという「ビジネス上の対話」によって、
ものを買ったり、買うものを選んだり、さらには
買いたいと思ったりするわけです。
その対話にはB2Bという旧態然としたコミュニケーションの悪癖が残っています。
だから、
実は顧客至上主義といいつつも、企業、特に長大企業の論理や意向が色濃く影響するわけです。
つまり、
この「ケータイを選ぶ基準」を聞くブログネタには、企業の意向が少なからず反映されている
というわけです。
もちろん
その答え方において、私たち消費者側が主導権を握れる、余地もある。
それは、
買わないし、持たない。
という頓知ではなくて、
あくまで自分自身のSTYLEに基づいて選べるか、
ということではないでしょうか。
と、
たまには真面目にまとめてみましたよ、中のひと。

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