【ネタ】貯められず、堪らず使いきってる派。

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全収入の10%を投資機会に充てるユダヤ式金持ち哲学を実践できるわけもなく、
毎月、家計は火の車寅次郎であります、奥さん。
ま、金がないときに限って、支出も集中する貧乏マーフィーのループにはまり込む。
若い頃から親父は「堅実な生活を」と説教しきりですが、こればっかりはどうしようもなく
この歳まで切ない思いをしています。
つか、歳いって、そこそこ実入りが良くなっても、結局は出銭のほうが遥かにデカイんですorz
明らかにオイラが支払うべきではない場面で、ココロナイ人々にたかられたり。
なんか不条理、感じます。
ある時、街頭の易者に呼び止められたオイラ。
「ご先祖さん、相当悪いことやってたんだねぇ。
何代も下の貴方に因果が及ぶなんてねぇ、可哀想に。」

おいおい、なんだぉソレ。
「ちょっとイィ調子になると身近な人間にジャマされたりしません?」
はっ、思い当たることが…。
「まさかというひとに裏切られたり、謂れも無い責任を取らされたり。」
おぉおぉ、すげぇ当ってるよこのひと。
「せっかく頭領運もあるのにね、もったいない」
「ど、どうすりゃいいんですかね」堪らず訊ねると
「んー。方法はないこともないんですけどねぇ」
「…?お祓いとか」
「まぁ。やったほうがいいんですけどね」
「だって、こんなとこぢゃできないでしょ。どうしようもないんでしょ?
あぁいうことって、ちゃんとデカイ神社に行かないとできないもんなんでしょ??」
「まぁ出来ないことも無いんだよね」と足元のカバンを引き寄せる易者。
「!?」
おもむろに開かれたカバンの中には、あの白いフサフサしたのと白装束がっ!
「嘘でしょ…なにこれ、ドッキリカメラかなんか?」と笑うと、やけに真剣な顔で
「ほらほら、そーゆー、貴方の性格ね。それもまた不運を招いているわけよ」
ほぉ、ま。一理あるわな。つか、なんで口調がいきなり砕けてんのよ、コイツ。

「どうします。やっときます?古い写真とかお持ちなら、なお一層効果あるんですが」

「ま、持ってますけどね。なぜか」不思議なことに小さい頃の写真を持っていたんですな。
「ほら、ね。なにかのご縁なんですよ。私と会って、こうやってご先祖の供養もできるのは」
「ぢゃ、お願いしますわ」
なんだかウマく乗せられちゃった気分でしたが、やってもらいましたよ。お祓い。
今はなき、渋谷東急文化会館前で。

ふさーふさーふさーって。
そぉりゃぁもぅ、妖しさ全開でしたよ。
通行人の皆さん、超注目だし。
ま、ひとしきり終わると、「ぢゃ、普通のお祓いよりちょい高めなんだけど、1万円で」
「高っ」
あれから、20年近く経ちましたが、
御利益を感じられるような出来事は、一切ありません。
堪らず、お祓いしていただきましたが、貯まらぬお祓いだったようです。

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