勝つためではなく、参加することに意義がある。

近代オリンピックの父・クーベルタン男爵は仰ったわけですが。
ヤワラママのメダル(私にとっては金メダル@谷パパ)に始まり、
内柴「親父の仕事」パパと、谷本@オリンピックに愛された選手の連続メダルと、国技・柔道での圧倒的な強さ。
水泳王国ニッポンを象徴するかのような北島コースケの「なんもいえねぇ」感動2連覇、
そして体操日本復権を感じさせた男子団体の銀
さらにはサッカー‘なでしこジャパン’が、格上の強豪ノルウェーを5-1と大破して、決勝トーナメント進出!と
日本選手団からの朗報で
いったい、日本はいくつメダルを獲ることができるのか、って期待しちゃいますね。
実際、夏季オリンピックにおける日本の成績を見ると、
前回のアテネで、その前の‘ミレニアム’シドニーやアトランタでの不振を
一気に挽回する快進撃ぶりだったのですね。
以下、前10回分(第22回 モスクワオリンピックは日本辞退)の成績です。

モスクワ大会に出場できなかった選手たちの怨念が
以降5回の大会に色濃く翳を落としていたように思います。
実はオイラ、小学生時代から古橋広之進の主宰するTスイミングでトレーニングしておりました。
ミュンヘンで競泳が盛り上がった頃、ジュニアの大会でひたすら記録に挑戦。モントリオールでは圧倒的な強さを誇るアメリカ競泳陣のメダル独占。。。ものすごいカルチャーショックを感じました。
当時、泳法改正があり、それまで飛び込み禁止、両手タッチしてからのターンを義務付けられていた背泳が、
バッククイックターンがOKになったんです。
オイラたちはちょうどその頃の競技選手で、日本ではじめてバッククイックを始めたグループなんですが、この練習がきつくてきつくて。
ただでさえ一日10時間ぐらいは水に浸かっているので、全身ふやけている状態。
バッククイックはプール端の、距離感がつかみにくいこともあり、指先をプール壁面で擦りむくんですね。
これ、まさに血の滲む練習(痛
塩素系の水質保持剤のせいで、傷口はヒリヒリする。
ゴーグルはまだまだ重たくて、記録が伸びないからと装着しないから目もやられる。
ホントひどい有様でした。。。
モスクワの悲劇を挟んで、ロスを目指すには競技年齢が行きすぎちゃったこともあり、
20歳頃にはオリンピック出場をあきらめたわけです。
それからはすっかり自堕落な生活で(笑
まるでドラマ「ビーチボーイズ」の桜井広海@反町隆のようでありました。

なにわともあれ、全ての競技が終了するまであと2週間。
アテネに匹敵する、あるいはそれを超える成績をあげて欲しいものだなぁと。
応援してます。がんばれ、ニッポン!!(往年)

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