
ブログネタ:「喜怒哀楽」、多い順に並べよう 参加中
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かつては「怒哀喜楽」でした。
人生の約8割を怒り続けるという、竹山や大竹まことみたいなカンジ。
正直、疲れるんですよね。怒ると。
体力が一気に失せる。
気力だけでは保たないくらい、ガクッとくるんです。今は。
で、
年齢を重ねた分、怒り方も上手になりました。
今はホント、本気で「怒」がないです。
その前に必ず「哀」が来るから。
立場として、怒る相手の上から見下してやれば、腹も立ちません。
だって、
虫けらとか、路傍の石ころとか。
自分にとってとるに足らない相手に、
イチイチ怒ることないでしょ?
いつもニコヤカに過ごすコツって、
案外、カンタンなんだなぁと思う。
いや、
ココロの底から笑える、楽しくって素敵なことって、
日々の暮らしに満足できないうちは、そうそう感じられないくらい
ほんの些細なことだったりするんですよ。
ま、きっかけ、ってヤツなんですけど
で、
ひとは
なにかを足りない、もっと欲しい、と感じるとき、
態度はすべてネガティブな、怒りを伴うんです。
決まって。
たとえば、クレーマーの行動なんてそうです。
「こういうサービスをして欲しい」
「ここが足りないんぢゃないか」
「自分をキチンと客として扱ってないぢゃないか」
「責任者出て来い!」
という流れですよね。
キッカケは、ホント些細なことです。
感情を抑えて、最初の気付きまで戻ると、
クレームの種は、その店なり企業なりに対する「期待」だったりする。
そう、
他人に対する「望み過ぎ」が、結局は「怒」に変わるんですね。
現状に対する不満は、当面、唯一の捌け口である相手へと一気にぶつけられる。
ま、そんなコトされれば、相手もたまったもんぢゃない。
「やんのか、ごるぁ!!ヾ(▼ヘ▼;)」となるワケで。
なんのことはない、しなくてもいい喧嘩になるんです。
とはいえ、この
「怒」の感情は、実はとてもとてーも大切なもので
これがないと、人間的な成長や社会を良くして行こうという想いに繋がらない。
何事もバランスが大切ではありますが、
喜怒哀楽、案外、この順列こそ
佳き人生、そのもののような希ガス