落ち着ける店でカルイチ

あなたの緊張解除方法 ブログネタ:あなたの緊張解除方法 参加中
今夜はお世話してる団体の兄弟組織のイベントでした。
神棚パーソンのF田プロデューサーとともに
‘死に銭’感マンマンの終わってるパーティーを抜け出して、
F田さん青春の名店「TONY’S BAR 1952」へ。
このご時世にカウンターを埋め尽くす常連客たち。
人気の秘密はオーナーの魅力か。
バーの店名になっているトニーさんは8年前に他界されて、
今の店を切り盛りしているのはトニーさんのお姉さま、
キレイな蒼い瞳の老マダムである。
70年代、NYで仕事をされていたF田氏、
マティーニをオールド・ファッション・グラスで嗜む‘ニューヨーカースタイル’
素晴らしく板についている。
電通に入社したての頃、当時の上司に連れてこられて以来、通い詰めたオーセンティック・バー。
勤務地が変わって足が遠退いたが、しばらく前に再会。
35年ぶりに、また足繁く通いはじめたらしい。
カウンターの端に落ち着いて、思い出に耽るF田氏。
優しい物腰でその姿を見守るマダム。
ふと、F田氏が一言。
「懐かしいなぁ…」と。
その横顔は、軽く30年くらい若返って見えて、
ちょっと、泣きそうになりました。
気を張って、第一線を走り続けてきた男が、
でかく重たい鎧と楯をおろして寛ぐ瞬間でした。
すっかり時間を忘れ、気がつけば日が変わり、
慌てて帰ってきたわけですが、
ウチの1FにあるオーセンティックバーDUKEの灯りが。
懐かしい港の灯りに誘われるように、1杯だけ。
F田氏のマネをして、マティーニをニューヨーカースタイルで。
こんな風に、ゆっくりと解れていく時間、大切だなぁ。

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