フレデリック・ダヴェリオ「La vie parisienne ~パリへの空想旅行~」

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毎年毎年、その1年を代表する曲というのがありますがね、奥さん。
四十路に入ってからというもの、どれほどの名曲も曖昧に聴こえてしまうのですよ。
耳が悪くなったのか、それともここ数年はカヴァー流行りで、いつかどっかで聴いたカンジがします。
あれほど好きだったミスチルですが、最新作「Super market Fantacy」はカヴァーアートが秀逸な分、金太郎飴のような‘ミスチル・サウンド’に飽きてしまいました。
いい曲、それはわかるんです。でも、Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロ→Cメロ→Aメロ→転調してトライアドという楽曲構成は、次に来る展開が読めすぎてホント、だめ。飽きます。
でも、他のJ-POPグループより、多少なりともマシなので、聴いてます。
ただ、以前はもっと個性的だったし、バントとしても音的冒険をしていたように思うのですが、、、
さて、
今日はあーちゃんのボーイフレンドだいちゃんちの、大きいお母さんのご招待で、
パリから来日中のアコーディオン・アーティスト、フレデリック・ダヴェリオ氏(Frederic DAVERIO)とピアニスト越智まどかさんのサロン・コンサートにお呼ばれしてきました♪
元ちょいワルおやぢ・パパリロ肉鬼卿の「ぱぱりろん肉記」
会場は隣駅にある喫茶・永田珈琲倶楽部の「こもれび(ホール)」。
30人弱のオーディエンスに聴かせる贅沢なサロン・コンサート。
小さい子もOKのアットホームな雰囲気なのですが、あーちゃんは2曲目のイントロでギブアップでした。
アコーディオンというと、オイラの世代では横森良一さんという「スター誕生」の伴奏者が有名ですが。
これまでのアコーディオンのイメージを覆す、パワフルかつカラフルな音の洪水は圧巻でした。
特に、越智まどかさんとのコラボレーションによる演奏はピッタリと息も合い、情感豊か。
元ちょいワルおやぢ・パパリロ肉鬼卿の「ぱぱりろん肉記」
バンドネオンの魔術師ピアソラの代表曲「天使のミロンガ」や、
ガーシュインの名曲「サプソディー・イン・ブルー」は鳥肌が立ちました。
フレデリックの奏でるのは、およそパリ的な色彩の情景。
それはまさに「パリの空の下、セーヌは流れる。」
元ちょいワルおやぢ・パパリロ肉鬼卿の「ぱぱりろん肉記」
愛を語り、恋に堕ちる、美貌の都・パリ。
その華やかで、きらびやかなイメージというより、
もっとリアルな、ひとのココロの鼓動が聴こえてくる。
特大のキャンバスに描かれていく、大胆にして繊細なドラマ。
今年の締めくくりに、いぃものを聴かせていただきました。
Merci beaucoup
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越智まどかさんはピアニストとしてクロード・カーン ピアノコンクールやベストプレイヤーズ・コンテストで高い評価を得ているミュージシャンであると同時に、フランス・日本において「芸術との心地よい距離感」をテーマに、様々な分野とのコラボレーションを組んで開催する「La vie parisienne」コンサートシリーズをプロデュースしている。

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