ブログネタ:子供の頃好きだった場所 参加中
ものっそ早熟なガキんちょだったのです、奥さん。
大して文字も読めない頃から本が好きで好きで。
特に古めかしくて、文字がいっぱい並んでる、ぶっとい本が。
しかも、あまり挿絵が入っていないほうが、良かったんです。
難しいことが書いてあるなぁ、ってだけで何か勝手に想像して喜んでたわけで。
そのうち、書名だけ見ていろいろ話を妄想するようになって。
ヘッセの「車輪の下」や、スタインベックの「怒りの葡萄」なんて、
もう原型の話が判らなくなるくらい爆発系妄想してました。
そのうち、自分の家を持てたら絶対、ライブラリーを作ろうと決めてました。
なのでウチのリビングは狭いながらも書架を三棹作りつけてあります。
IKEAで買ってきたキットを、ひとりで!一晩で!!作り上げました(オイラすげぇえらかったっ!
仕事柄、資料の書籍や雑誌類は普通の家庭の軽く3倍はあるわけで。
資料とはいえ年間購読してた雑誌を全部並べたら、壮観でした。
子供が生まれてからは、1段もう1段と玩具に侵食されつつあります(泣
専従面積と教育上の理由で、オイラの蔵書(美人妻に言わせると、裸のおねぇちゃんの写真集などという不届きこの上ないものは、さっさと片付けるべきものなのだそうです)たちは軽く1棹分、すでに消滅しました。
(前日談ですが)創刊以来のSaburaは全て香川県のせどり業者の元へ旅立っていきました。
「パパっ、喜んで。全部で9000円で売れたからっ♪」って云われて…
一緒になってはじめて、美人妻に対して殺意のようなものを感じました。
また、いつぞやは書架の最上段にあったDVDがスッキリと無くなっており。
「だってエロばっかりぢゃん、エロっ! この先、いつ、誰が観るのよ」と。
…あんまりオイラを追い込まないほうがいいぞ。
こうやって世のお父さんたちは、家の中で居場所を失っていくわけなんだからな。
と、腹の中が煮えくり返るような思いで鬱々としていたら、案の定、9月に嫌な事故(ry
結局、オイラの夢のライブラリーは、ヴァーチャルにしか存在を許されないのかなぁ。
ちなみに、このブログも美人妻からのチェックがはいるので、創作活動は別の場所へと移転することにしました。なんだかこうやって、いつの間にか気晴らしも許されず、つまらなくなっていくのかと思うと(鬱
http://papariro.blog77.fc2.com/