さもない休日

今年、9月の休日ってちょ変わったフォーメーションですよね、奥さん。パパンですがね。
先週、先々週と怒濤のような日々だったので、
昨日こそはゆっくり眠ってやろうと目論んでいた美人妻。
ところが、
パパもママも慌ただしくて充分かまってもらえなかった娘は、
早朝つかほぼ明け方から起き出して、べったり甘えてOne On One状態。
もう、身動きすらとれませんからっ!
とりあえず、気にせず2度寝しちゃろうとベッドに戻るも、
すぐ、美人妻から「パパぁ、デジカメ壊れちゃったから、修理出しに行くぅ~」と叩き起こされる。
なにやら、レンズエラーというアラートとともに、壊れたロボコップみたいな挙動のニコンS510。
わずか六ヶ月で?!と思ったけど、購入した時点で新製品だったS510も、その後、後継機が三代変わった。商品リリースのタイミングがやけに早いんでないかい??
行動派の美人妻、さっそくユーザーセンターに連絡をしていて、土曜日なので新宿エルタワーのサロンが開いているからそこに持ち込むとゆー。
最初は自分で行ってくるから、という話が2、3言会話するうちに、オイラが持って行くことになっており。。。おいおい。。。話がコロコロ変わるのは仕事のクライアントだけにして欲しいのよ。。。
でも、
美人妻ほかにも用事があったようなので、みんなで仲良くお出かけということになりました。
とはいえ、
今月は家計が苦しいから、とペットボトルの水さえも購入禁止状態。
たしかに苦しい原因を作ったのがオイラとはいえ、そりゃあんまりだろ。
なにせ小遣いもストップ(財布の中にはジャリ銭のみ)で、気がくるいそうになる。
ことほど金がないことが、どれほど夫婦関係を悪化させるか身に沁みる。
まー気にしていてもなにも始まらないし、美人妻に逆恨みしても惨めになるだけなので、
いまは考えるのをやめる。
まずは新宿エルタワー28Fのニコンサロンへ。
見晴らしのいいエレベーターホールで新宿の景色を眺める。
不安定な空模様ながら、雲の切れ間から覗くお陽さまが気持ちいい。
街はもう秋の色なんだよなぁ。
購入保障期間だったので、当然修理はタダなんだけど、
最近は製品リリースサイクルが短くなったためか、新品の在庫品から部品を流用して、
工場持込みなしで直しちゃう「リサイクル・リペア」なるサービスがあるらしい。
これだと翌日ないし中1日で直ってくる上、無料で宅配便してくれるという。
便利な世の中になったもんだなぁ。
エレベーターでオイラたちが乗ろうとしたのに、
さっさと自分らだけで降りていった老いぼれ夫婦に憤慨しながらエルタワーを出ると、
新宿熊野神社のお祭りイベントに出逢う。
ちょい強面のおにいちゃんが、あーちゃんに綿菓子の無料体験をさせてくれるという。
まだ2歳の娘っこに綿菓子マシンは大き過ぎるので、美人妻が代理挑戦。
なかなかの手つきで、でっかい綿菓子を巻き巻きする。
ほほぅと、にいちゃんとオイラで感心してしまう。ホント、なんでもできるんだなぁ、美人妻。
で、
あーちゃんは綿菓子初体験♪
あま~くて超ウマいらしく、お口の回りをキラキラさせながら完食!頼もしい限りです。。。
ちょこびっとお祭り気分を味わってから、南口へ。
ピアスのストッパーをなくしたとかで、美人妻おきにいりのアクセサリーショップへ。
ここでもあっさりスペアをタダでゲットできたので、ごきげんな美人妻。
BABY GAPで新商品をチェックして、月末以降の購入計画を楽しそうに立てている。
いい気晴らしになっているのならば、それはよかった。
KIHACHIでソフトクリームでも食べるかな、と思いきや
「天気くずれそう。洗濯物が気になるから、すぐ帰ろう」と(泣
帰り道、ペットボトルの水を飲んでいると「え、また買ったの?パパ、けっこうお金使ってるんぢゃない?」ときた。
2本で300円程度の水代は、かつて1日タバコ3箱あけてたオイラからすると、大した出費ではないが、いまの家計ではとんでもない浪費なのだそうだ。
たしかに、いなげやで毎日8リットルの蒸留水を貰っているのだから、それでも詰めて飲んでおけってことなんだろうが。そこまでやるかね、普通。
帰りの電車、娘も美人妻も眠っている。
へとへとに疲れるほど頑張っている美人妻のおかげで、
オイラもそれなりにまともな生活が送れていると思う。感謝している。
でも、
この空虚感はなんだろう。
ウチに帰った途端に「脱いだ靴は揃えること、あーちゃんがマネしたら困るから」と云う。
先日は、オイラのコレクションしていたビデオテープをあらかた処分させられた。
これもまた「教育上、よろしくないから」だそうだ。
健康上の理由もあるが、付き合いの酒がめっきり減った。
別に遊んでいる訳でもないので、忙しいのもあるが、それ以上にこずかいが激減したからだ。
友人は「女の子はこれからドンドンお金がかかるから、さらに窮屈になるだろう」という。
すっかり気が滅入ってくる。
可愛い盛りの娘と、働き者の美人妻がいて、誰からも幸せにしか見えないはずだが、
なんだか割り切れない憂鬱が、ココロの奥で黒ずんだ油沁みのように広がる
先日、特別検診でも指摘された病の兆候か。
こんな、なんでもない、さもない日常ですら、急に居心地悪く感じるのだから、
パパンのココロの中は、相当傷みがきているのかもしれないね(怖
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“さもない休日” への6件の返信

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    昔、1円が足りないと電話がかけられない。
    と言っていたおばあちゃんの言葉を思い出しました。。。あ、ただそれだけです。

  2. SECRET: 0
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    パパンさま40代とおっしゃってましたね。
    そろそろ危ないお年頃。
    …あ、惑う方が。
    お気をつけあそばせ。

  3. SECRET: 0
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    こんな毒吐き日記にまでコメントいただき、申し訳ありません。
    不惑とか云われる四十代ですが、どうにも迷ってばかりです。
    ご心配いただき、恐縮であります。

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