結婚、式は挙げるもんぢゃよ。若いひとよ。

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『結婚』
2006年3月5日の日記から



事実婚3年めを迎え、子どもを授かったのを機に
一緒の苗字になることを決めた。
気持ちが固まるまで、俺はさんざん迷った。
妻となる人を、一杯泣かせた。
ココロ優しい友人たちを、心配させた。
取り止めない乱暴な気分にまかせて
彼女や友人を傷つけ続けた。
それでも、彼女は待っていてくれた。
それでも、友は見守っていてくれた。
43回目の誕生日に、彼女が俺に書いてくれた手紙は
あまりに痛々しく、辛く、しかし
あまりに大きく、真摯な想いで溢れていた。
ようやく、こころを決める事ができた。
やはり彼女しかいない。
彼女を守って生きていこう。
出逢ったときから、はじめから女房役だった彼女こそ
死ぬまで愛するべき相手なんだ。
正月、遊びにきた友の前で、
自分の気持ちを宣言した。
道を選んだ、と。
三人で、泣いた。
今年の正月の酒は、すこし塩っぱくて、
忘れられない味になった。
門出の日は、日盛りを過ぎた二人に相応しい、
なるべくシンプルで落ち着いたチャペルを選んで
身内だけのささやかなセレモニーにしたかった。
高輪の静かな住宅地の中にある、ささやかなチャペル。
年老いた親族が集まるには、ちょうどいい閑静な場所。
晴れやかで誇らしげな気持ちが、猫背だった姿勢を引き締めてくれる。
寄り添う彼女は、純白のウェディングドレスで
美しく、愛おしい。

何百年も前のアンティークなオルゴールがアヴェマリアを奏でる中、俺たちは誓った。
 同じ名前で、同じ時を刻んでいくことを
 ずっと一緒に歩き続けることを

“結婚、式は挙げるもんぢゃよ。若いひとよ。” への3件の返信

  1. SECRET: 0
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    かなりいい事書いてます(*>д<)b⌒ミ☆
    いろんなこと乗り越えてきたから幸せなことがあったんですね☆

  2. SECRET: 0
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    たしかに色々なことがあった二人なので、ようやく、幸せになれたという想いもありますね。
    あいかわらず、心配かけて泣かせ続けている、ダメなパパなんですけど。

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